思い出の味。最近になって思うのは、卵料理の炒り卵。
料理が下手な（人のこと言えないけど）母親が作ってくれた数少ない料理で、味付けがめちゃくちゃ塩辛い。
作るところを初めて見たとき、「塩こしょう入れすぎだろ…」と心の底から思った。
あまりにも塩辛いので「もう少し薄味にして」と頼んだことがある。複数回。
１回目で全然改善されなくて、更に頼んだら「味しないよ？それでもいいの？」とキレられたことがあった。ふざけんなしょっぱすぎんだよ。
薄味にしてくれと再三頼んで、最終的に卵だけにして、と頼んだ。作っている当の本人は納得いかない様子で作っていた。僕はそれで満足していた。
そして、最近あの塩辛い炒り卵を食べたくなっている自分がいる。自分で作ろうかな…と本気で思う始末。体によくないからやめよう。高血圧になっちゃうよ。実際あの人高血圧になって毎日血圧計ってたぞ。
よくよく思い出してみると、僕がコロッケになにもかけずに（そういう好みです）食べてたら、やっぱり半ギレで「ソースかけないの？味しないでしょ？」と迫ってきた事が何度もある。根本的に濃い味が好きなんだな。僕はコロッケにはなにも欠けたくない派。じゃがいもが好きな事もあって、じゃがいもの味を味わいたいのだ。ソースかけるとソース味一色に染まってしまうので、あまりソースは使わない。たこ焼きとかお好み焼きみたいな、いわゆる粉ものくらいだな。ちなみに関東人です。
何週間か前に「あの塩辛いの久しぶりに食べたいなぁ」と思っていたところにこのお題が来たので、何となく書いてみた。
